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9.06.2013

笑顔は地球を救う?

おはようございます。
みなさん、いかがお過ごしですか?

ワタシは意外と鼻かぜが本格風邪になっておりましてね。。
熱出てしまったんですねぇ…季節の変わり目油断大敵ですね、コレ。

そんなこんなの今回のタイトル。みなさんはどう思いますか?
笑顔は地球を救いますか?(大真面目だよ!)

ワタシはね、救うと思うんです。少なくとも、そうであって欲しいなぁ、と・・・。
今日は、そうであって欲しいなぁ、
と思えた職場での出来事をシェアしたいなと思います。

第2回目のブログエントリーにESLとELSAという記事を書いたのですが、
私はカナダで少しの間ESL講師の経験を経て、
ELSAでかれこれ3年ちかくお世話になっています。
主に、Level 1のクラスを長らく教えてきました。
このレベルではスペルミスなく月日、曜日、自分の名前、数字、天気を書くことができ、簡単な方向指示や簡単なあいさつ、三項目程の簡単な自己紹介などができ、先生が出す簡単な指示を聞くことができるようになります。

今までこのELSAではLevel 3とLevel 4も受け持ったことがあります。
このレベルに来ると、生徒たちとはある程度意思疎通ができます。

さて、昨日が初日だった、私が新たに受け持つクラス。
実はLevel 1のさらに二つ下のレベルなのです。

Level 1
Literacy
Pre-Literacy←

このPre-Literacy、Leve lとの間にも結構なギャップがあるんです。

Pre-Literacy (以下 Pre-Lit)の生徒は母国語での識字ができない人たちです。
なので、「書く」ということを知りません。
鉛筆の持ち方、消しゴムの使い方、紙の書き方から始まります。
このプログラムには半年居ることができ、その後にLiteracyというクラスにみんな自動的に移ります。移る頃には自分の名前、住所、電話番号が書けたり、名前を呼ばれたら返事ができたり、自分の名前が書かれているものを見分けることが出きるようになるのが目標です。

実際Level 1の生徒たちとのやり取りでも何度も意思疎通に固まったことがあるのですが、そこである程度免疫がついているだろうと思っていたらPre-Litは別世界でした・・・。とにかく「書く」ということが生徒たちにとっては新しいのです。

そしてとても楽しそうなのです。
私にこのクラスを引き継いだ同僚やボスは
「生徒たちは戦火や国の不安定な情勢から逃れてきている人ばかりで、このクラスに来れるだけでも、ラッキーなんだよ。カナダに来て生活できることがこの生徒たちには奇跡なんだよ」
って言っていて、なんだかピンと来なかったのです。

でも実際授業が始まって痛感しました。
みんなニコニコなんです。
「さぁ、書きましょう」っていうとみんな俄然頑張るんです。
6人いる生徒たちが一人ひとり一生懸命書くんです。

昨日はアルファベットから始まり、カレンダーを作る途中で終わったのですが、
ある男の生徒さんが1から21までをカレンダーに書き込んだところで私へチェックを促したので見てみたら、15が抜けていたので、それを指摘したのです。
その生徒さん、最初は「?」って顔で何を指摘されているか理解できなかった様子でしたが、カレンダーの例と、1から数えたときに、あるはずの数字が無いと知るや、クラス全員で大爆笑。
手を叩いて笑う生徒さんもいました。

ささいなことでニコニコする、とても元気がある生徒たちに囲まれていたんです。

みんなでクラスを歩き回ったり、手を上げたり、なぞったりするだけでも目がキラキラしています。

正直、このような光景に出くわしたことがありませんでした。

大好きな同僚の一人に、9月からPre-Litを受け持つことを打ち明けたとき、その人が「とにかく笑顔で接して。このクラスに来る生徒たちは心に色々な傷を抱えてるから」
って言われて、それだけは徹していこうと思っていました。

が、逆に私が生徒たちに笑顔をもらったのです。

すんごーーーーーーーーいプレゼントです♪

どんなことでも笑顔でいれるうちはね、
めいいっぱい笑って過ごす。
これは日常の色んな局面で言えるんでしょうね。

よく言いますよね、辛くても笑顔でいれば自然と笑顔になる、って。

この生徒さんたち、それを体現してくれました。
すごくありがたいです。

ちょいと英語とはかけ離れた思いを綴ってしまいましたが・・・・・

とにもかくにも、その生徒さんたちがこれからのカナダでの生活で困ることが減るよう、手伝っていきたいと思います。
来年の3月まではこのクラスを受け持つ予定だけど、どこまでできるかな。。。

明日からが楽しみです☆

でもって、風邪、完治させますよ!(苦笑)
みなさんも今日一日笑顔で過ごしてね!

関連記事 
ESLとELSA http://afterfiveenglish.blogspot.ca/2013/07/eslelsa.html

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7.14.2013

ESLとELSA

さてさて、

つい先ほど友人宅のBBQパーティーから帰ってきました。

ホットドッグやロブスターを美味しく頂きました♥

ちょいと長くなりますぞ。

そんなわけで、前回アップしたブログに、ESLやらELSAやら、大文字をアップしましたが、これ、カナダで英語を習得するプログラムを指す用語たちです。

ESL➡English as a Second Language
ELSA➡English Language Service for Adults

でござい。この用語二つとも、意味的には一緒なのです。

ESLは一般的な英語学校でのプログラムで、期間は一ヶ月から三ヶ月、稀に半年のコースがあったりします。短期留学やワーキングホリデーの人の多くが通います。学費は全額生徒の負担です。クラスも、発音、文法、会話等、学校の特色にそって様々あり、好きに選ぶことができます。誰でも入学することができます。

ELSAは、カナダに移民して比較的日が浅い人たちが利用可能なプログラムで、生徒たちへの学費負担はゼロです。そう、ELSAはカナダ政府が
出資元なのです。カナダに移住して五年以内、市民権未取得、16歳以上というのが通える条件です。

私は過去にESLの学校にも勤めていた経験があります。どちらのプログラムも、生徒を中心とした、交流の場が持たれるスタイルで、ひと昔前の日本の英語教育現場(今は変わってきたと聞きます)とはたいそうな違いです。

英語習得を目指す際、このESLやELSAはプログラムとして、そして概念としてとても大切だな、と思えてきます。

英語を教科ではなく、ツールとして使う、と考える時、この概念がとても役に立ちます。

ちなみに、ESLのレベル評価規準はバラつきはそんなにありませんが、各学校によって違います。

ELSAは、どの学校も、Canadian Language Benchmark(略してCLB)という、カナダ政府が定めている言語規準に沿って評価されています。

言語習得をする生徒が、英語を使って何をすることができるか、が、こと細かく表現されているCLB、これは私のバイブルに近いものがあります。

長々となりましたが、ちょっとでもESL やELSAの背景が見えてきてくれたら幸いです。

それでは、日曜日の朝、ちょいと二度寝でもしてみます。。


Catch you up later!

Hello, Hello!


始めましたっ!

ブログ!

その名もAfter Five English!

なぜこんな名前なの?って?

私、現在カナダはバンクーバーに在住しており、
そこで英語を教える仕事に携わっております。
ESLに似た、ELSAというプログラムで講師をしておりますのです。

そしてそして、今までの英語に関する経験、
言語習得の経験などを活かして自分なりに、「英語」について話がしたいなぁ、
と思ったとき、英語は学問でなく、生活していくツールだ、
という思いが重なり、
生活=ライフ、
そして英語でいうライフは充実した人生という意味もあるので、
この際、仕事終わりの充実したプライベートライフ、という意味でのAfter Fiveをネーミングしようと思ったに至るのであります。

あ、おくればせながら、私、クリスと言います。

このブログで、英語についてのみならず、
バンクーバーでの生活事情や、趣味の音楽と写真も織り交ぜながら、
読者の皆様とコミュニケートできたらいいな♪と思っております(^^)

よろしくお願いします!


というわけで、現在は7月13日土曜日の午後六時近く。
日差しはまだ午後三時くらいの傾きです。

今から友人宅でバーベキューしますので、一旦退席いたしますっ!

See you in a bit!